平均寿命が延びている関係で、お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんに長寿のお祝いをするという機会も増えています。
ただその長寿のお祝いといってもいろいろ種類があります。中でも数え歳で60歳を祝う還暦祝いは人生でも大きな節目になることから、どの家庭でもこのお祝いは必ず行うというところも多いのではないでしょうか。
中には、家族や兄弟、子だけでなく、孫などからお祝いをしてもらう人も多いでしょう。
しかし最初に少しふれた通り、昨今男女とも平均寿命が80歳を超えたので60歳といっても珍しくはなく、特別還暦だからといって派手なお祝いをしない人も増えているようです。
ただ、人生を60年生きたことを祝うのは無駄なことではありません。
還暦で新しい人生の門出にふさわしいもの
生まれた12干支が一回りするタイミングは、人生の大きな節目となります。
しかも現在、会社は定年年齢が60歳から65歳に延長している会社も増えていますが、まだまだ60歳定年の会社が多く、定年退職を迎える人も多くいます。
その他サラリーマン生活を止める人や、新しい勤務先に務める人など新たな人生をスタートさせる節目でもあることから、日本で古くから伝わる長寿のお祝い「還暦」はとても大事なことなのです。
そこで、このタイミングでお奨めしたいのが健康診断の受診なんです。
これまでの人生の体力的な負担や負荷を点検し、これから活動を始める自らの体の状態を知るために健診を受けることはとても必要です。
またこれは周りでささえてくれている大事な家族のためでもあります。
早め早めの行動で健康診断を受け、その際もし何らかの病状が見つかったとしても、早期に手当てが可能となります。
新しい人生の門出となる時に、身も心もリフレッシュしてスタートを切ることが出来れば、有意義な第二の人生を過ごすことができます。
60歳は、体力的にも精神的にもまだまだ「余生」を考える歳ではありません。今まで経験しなかったことや、したくても出来なかったことなどに挑戦できます。たくさんの可能性が見えてきます。
想像してみてください。今まで行けなかったところに行って楽しんでいる自分。やりたくてもやる時間がなかった趣味に没頭している自分。これから先の明るい未来を想像すると本当に心がワクワクしますよね。
還暦祝いはまずは自分自身にこれまでの人生に「お疲れさま」とねぎらって、これから何をやるか考える時間を持ってみてください。