還暦祝いに贈るプレゼントは何がいい? 西洋での還暦祝いを絡めて紹介

2017年4月1日 0 投稿者: ohiko

還暦の贈り物

日本には、昔から、60歳を迎えると還暦をお祝いするという習慣があります。

他にも喜寿や卒寿もありますが、こと還暦については特別重要視される傾向が強いです。

還暦祝いというと、赤いちゃんちゃんこや赤い座布団などを連想する方も多いかもしれません。

とはいえ、これらを贈るというのは、ある意味で過去の話になりつつあります。

最近では還暦祝いに贈るプレゼントの傾向が変わってきています。

今回は、日本の還暦や西洋での還暦について触れながら、還暦祝いに贈りたいプレゼントについてご紹介します。

 

還暦とは?

還暦とは

還暦とは、干支(十干と十二支の60通りの組み合わせ)が一巡し、起算点となった年の干支に戻ることを言います。別名、本卦還りともいいます。

60通りを一巡した瞬間は、この還暦の1年間だけ。

こういった背景もあり、還暦は重要視されているわけです。

数え年に代わって満年齢を用いることが多くなったため、数え年61歳に代わって満60歳を還暦とする考え方が一般的になってきています。

ちなみに。30周年を半還暦・120周年を大還暦といいます。

西洋での還暦

西洋では、ダイヤモンドを60周年の祝いに贈ったり、60周年の象徴とする風習があります

日本と同じく60という数字に対しては、一定のこだわりがあるようです。

結婚60周年はダイヤモンド婚式ともいい、殊にヴィクトリア女王の即位60周年は、ダイヤモンド・ジュビリーとして盛大に祝賀されました。

 

還暦祝いに贈りたいプレゼントは?

還暦祝いに贈りたいプレゼントとは?

日本における還暦の祝いでは、本人に赤色の衣服(頭巾やちゃんちゃんこなど)を贈る習慣があります。

かつては魔除けの意味で産着に赤色が使われていたため、生まれた時に帰るという意味があるそうです

ただ最近では、60歳の方でも健康で元気な方が増えています。

そもそも定年退職せず、65歳くらいまで働くケースも増えています。

しかしながら、赤色の衣服はちょっと「老い」を感じされる部分があるのも否めません。

したがって、頭巾やちゃんちゃんこをもらっても、やや違和感を感じる人も多いです。

つまり、プレゼント選びの傾向としては、色やちゃんちゃんこ・頭巾などにこだわらない方が良いです。

習慣に縛られることなく、ご本人が好きなものをプレゼントしお祝いするようになってきています。

物を贈る場合は?

例えば、お酒の好きな人にはお酒や酒器、趣味がある場合には趣味に関するグッズなど、嗜好に合わせたアイテムが喜ばれます。

本人の趣味を知っていれば、よい贈り物が見つかるでしょう。

また、人生の節目の記念品として、名入れのお酒や名前詩、似顔絵といったメッセージ性の強いアイテムを贈るケースも増えています。

また、これからも健康でいてほしいという願いを込めて、

  • コンパクトなマッサージクッション
  • マッサージ器
  • ウォーキングシューズ
  • 万歩計

など、健康に関するアイテムを贈る方もいらっしゃいます。

女性に贈る場合には、これからもきれいでいてほしいという気持ちを込めて、

  • ハンドクリーム
  • バスグッズ
  • アクセサリー
  • ファッション

などのアイテムが選ばれることもあります。

ただハンドクリームとバスグッズは、いずれなくなってしまうので、少し考えものかもしれませんね。

また、長い間飾れるように、置き時計などを贈るケースもあるようです。

物以外を贈る場合

物を送らないというのであれば、思い出のプレゼントとして旅行や豪華な食事も人気です

また、女性に贈る場合には、エステやスパのチケットなど美容に関する体験ギフトも人気があります。

還暦の方がどのような形でのお祝いを望んでいるのか考えながら、最適なプレゼントを選んでみましょう。

旅行や食事に行くのであれば、ぜひとも同行したいところ。

お互い気恥ずかしさはあるかもしれませんが、後から振り返ればたいへんよい思い出となるでしょう。

これに勝る還暦祝いのプレゼントは、他にはないかもしれません。

 

還暦小話『還暦の別称「華甲」の話』

60歳

「華甲(かこう)」という言葉をご存じですか?

実はこれは「還暦」と同じ意味の言葉。

60歳という年齢を指していう言葉です。

「華甲」の成りたちは77歳の「喜寿」や88歳の「米寿」とほぼ同じ。

そのカギは「華」の字にあります。少しわかりにくいのですが…この「華」を大きくしてじっと見てください。

「華」の字を徐々に分解していくと、なんと6つの「十」と一つの「一」になるのです。つまり61。

干支が一回り

でも、61では還暦ではないのでは?もちろんそんな疑問も起きることでしょうが、数え年で考えるのが普通だったその昔。

数え年で61歳ということは、満年齢に直せば60歳、すなわち還暦ということになるのです。

もっとも、最近は数え年で表現することも少なく、どうもピンとこないという人もいるでしょう。

その場合は、少し変則的で割り切った考え方にはなるものの、 「60」が「一つ」という考え方をすれば「華甲」の言葉を覚えやすいかもしれませんね。

なお、「甲」は「きのえ」で 十干の一番目。十干十二支が一回りして最初の「甲子(きのえね)」に帰ったことを表すもので、その点では還暦や本卦帰りと同じく暦に基づいています。

 

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