我が家の還暦祝い

両親の還暦祝いに兄からの電話

「今度お父さんとお母さんが還暦を迎えるから何をする?」と兄から連絡を受けた事を思い出す。

そのころ新しい会社に転職して仕事もリスタートしたばかりの時期だったし、年末ということもあって、かなりバタバタと忙しくしていた。

そんな自分は、兄から連絡を受けて、慌ててネットでプレゼントを探した、という記憶がある。

当時、転職に合わせて自宅も引っ越しており、引っ越しを終えたばかり、という状態でもあったので、自分が住んでいる住所もまだ覚えられていないうちに、通販サイトを覗いて探したものだ。

ただ、自分だけでなく兄も兄で、こんなに急に知らせてきたことから考えても、すっかり忘れていたんだと思う。

そんなこんなで、結局両親の還暦は、12月中旬生まれの父と下旬生まれの母を一緒に祝うために、クリスマスを終えた年末の帰省時に行うことに決まった。

この予定が決まったのがクリスマスの前日。通販サイトなら間に合うだろうと高をくぐっていたものの、実際はどこのサイトも年末需要で締め切りや発送が年明けと表示されていた。

しかし、最終的に還暦のプレゼントで人気のもの、更にはオンリーワンになりそうなら尚よし、そして最後にすぐ届く、この条件のもと探し当てたのが60年前の新聞が付く名入れ酒のお店だった。

というのも、父も母もお酒好きで、特に日本酒が大好きだったからだ。そのお店で、日本酒の瓶のラベルに「祝!還暦」という言葉と両親の名前、日付を入れてもらった。

名前や言葉を入れることができるというのはすごくサプライズになるなと思っていたが、それだけでなく、日本酒には金箔が入っていてすごく高級感があったし、瓶は透き通って綺麗な赤い瓶が使われていた。

それが桐の箱に入れられ、真っ赤な風呂敷で包まれて届いた。予想以上の豪華な見た目に両親だけでなく自分たち兄弟も驚いていた。

また、60年前の新聞が付くというサービスだが、生まれた日ではなく、二人の結婚記念日の新聞をつけてもらった。

こんな新聞が付いてたらお祝いする時にも話が弾んでより記念のお祝いになりそうだな、と思ったが、案の定二人とも興味深々に新聞をのぞき込み、いろいろと当時の話に花を咲かせていた。

ちなみにこのお店やこの商品はなかなか評価も高いところだったようで、こちらの指示もしっかりと聞き入れてくれたため、結果無事にお祝いが成功して、とても満足している。

事前準備の時間がなく、緊急的にすすめたお祝いだったが、何の問題もなく、二人も喜んでくれていたのでほっとしている。

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